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■「脳がバグる」エッシャーの不可能図が現実に現れたかのような“テンセグリティ構造”のテーブル - Togetter
■【画像】一瞬、脳がバグるテーブルがこちら

テンセグリティ構造バランステーブル(ミニチュア)工作の材料と道具です。毛糸、割り箸、天板(フォトフレームみたいなやつ)、ノコギリ、グルーガン、あと画像には無いですがハサミも。
なお、割り箸を切るときはノコギリじゃなくても、カッターナイフで傷を付けて折るやり方でも大丈夫です。刃物の取り扱いには注意してくださいね。

おなかがすいたのでブタメン。

白石麻衣さんが「ブタメンはタン塩味が一番おいしい」と言うのでこればっかり買ってしまいます。たしかにウマイ。
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まず、材料の割り箸を切り出します。底になる部分は天板に合わせます。斜めの補強も追加。上にあるのは中央のカギ型の柱の材料です。長さは画像にあるカッターマットの目盛りを参考にしてください。

底の部分の割り箸をグルーガンで接着して組み立てます。

ここでデザートのアイスモナカ。すみませんねぇ。
工作の進み具合はというと、中央の柱と底の四隅に毛糸6本をグルーガンで接着してあります。中央の柱を取り付ける位置は、天板の3等分の位置です。

完成しました。
ものの見事に手順をすっ飛ばして申し訳ありません。

完成したバランステーブルの構造を別角度でごらんください。

バランスが取れる仕組みは、中央の毛糸で吊っているから天板が下がらず、四隅の毛糸を張ることで傾かずにバランスがとれるわけですね。でも天板がゆらゆら揺れて、重い物をのせると傾いて落ちてしまいます。

下に動画を掲載します。
動画では、強度をあげるため底に1本の棒を追加しています。
■脳がバグる不思議な「テンセグリティ構造バランステーブル(模型)」の作り方 - YouTube
さわって揺らすことで物理学的に成り立っていることが分かりやすいと思って動画にしました。
動画内の音楽はDOVA-SYNDROMEより、フリーBGM素材「南風」をお借りしました。ありがとうございました。
この「テンセグリティ構造バランステーブル」の画像を初めて見たときは「・・・!?」といった感じでしたが、じっくり構造を見て、なんとなく仕組みが分かりました。こうして実際に作ってみて、突っついて揺らしてみて、バランスが取れることにしっかり納得できました。ナルホドな~。
ちなみに、この工作は半日で完成しました。材料と道具の用意を合わせても1日で出来ると思います。夏休みの工作にいかがでしょうか。カラー油性ペンなどで模様をデザインしてオリジナルバランステーブルを作ってみてくださいね。
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