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コーラ1.5リットルをみんなで協力して飲み干し、深夜に工作開始。

つらら製造機の作り方です。材料はペットボトル、観賞魚用エアーチューブ&調節バルブ、割りばし、つまようじ、輪ゴム、ひも、針金。

観賞魚用エアーチューブと調節バルブです。エアー調節バルブは、前回のつらら製造機で使った『一方コック』という物でも大丈夫です。

ペットボトルキャップにドリルやキリで穴をあけます。

穴をエアーチューブが入る大きさまで広げます。テーパーリーマーという道具があると便利です。ハンダゴテで溶かして広げる方法もあります。

エアーチューブをぐりぐり押し込んで穴に通します。ちなみに面倒なので接着剤で隙間を塞ぐことはしませんでした。

チューブを切って、エアー調節バルブをつないで、このようにします。

水の出口のチューブも短く切って、ペットボトルの底をくりぬきます。

底の辺りに対角に穴をあけて、吊るすときのヒモを取り付けます。

割りばしに爪楊枝をはさんで輪ゴムで固定したものを作ります。

エアーチューブが潰れないように、針金で割りばしを固定します。接着剤やセロテープでも大丈夫です。


この日の夜、東京はマイナス3度の予報。埼玉も同じような気温なので決行することにしました。
1秒に1滴の水が爪楊枝にしたたるように調節しました。

次の日の早朝に見てみたら、2本の爪楊枝の先につららが出来ていました。水量が少なすぎたようで、途中でチューブの中まで凍ってしまったようです。

次の日の夜もマイナス気温だったので再度やってみました。前日より多めに水が出るように調節して、数時間後の状態です。いちばん右の爪楊枝に長いつららが出来ました。

ツルバラの茎に付いた水が凍って積もっていき、最終的に爪楊枝の先端とつながった、という状態のようです。これには驚きです。さすが大寒波。
というわけで、つらら製造機は大成功でした。ちなみに妻によると、家の軒下にもつららが出来ているそうです。寒いから見に行かないけど(笑)。
