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上野の森美術館に行ったのは11月8日の水曜日、休みを取った僕と妻のふたりで、『怖い絵展』が見たいという妻の希望でお出かけしました。
■上野の森美術館 怖い絵展は2017年12月17日までです。
■「怖い絵」展 | オフィシャルホームページ 見どころやチケット情報など 2017年 兵庫県立美術館・上野の森美術館にて開催 >本展最大の注目作は、縦2.5m、横3mにもおよぶ、ポール・ドラローシュの大作《レディ・ジェーン・グレイの処刑》。「9日間の女王」として知られる少女の最期を、繊細な筆致と緻密な構成で描いた本作は、まさに圧巻の一言。
上野駅に到着すると、上野駅構内の不忍口(しのばずぐち)の近くに設けらた臨時チケット売り場に行列が出来ていました。あきらめようかと妻とふたりで話し合っていると、70歳前後の知らないオジサンに話しかけられてびっくりするの巻。
いきなり知らない人と雑談することになるとはさすが東京だな~と思いつつ話を聞いてみると、美術館の前にあるチケット売り場の方は行列がなくすぐに買えるそうで、お礼を言って向かうとそのとおりでした。

上野の森美術館 『怖い絵展』のチケットです。入館するための行列があり、学校行事で東京に来ている高1むすめと帰りに合流する約束の時間に間に合うか微妙の為あきらめようと妻が遠慮するので、「今日見ないともう一生見られないかもよ」と言って行列に並ぶことにしたのでした。

午後12時40分頃の待ち時間は80分とのことでしたが、実際に並んでみたら50分ほどで入れました。ディズニーランドのアトラクション待ち時間もそうですが、予想より早いのは気分的にもありがたいですね。
ちなみに並んでいるときに気付きましたが、鑑賞に来たお客さんは圧倒的に女性が多かったです。しかも美人ばかりで、さすが東京だな~パート2。

上野の森美術館の裏手の壁には怖い絵シリーズのサンプルが掲示されていて、多くの人が写真を撮っていました。ちなみに館内は撮影禁止です。

多くの人の目を奪う怖い絵ナンバーワンは・・・。

やはりこちら、ポール・ドラローシュ作『レディ・ジェーン・グレイの処刑』(1833年)です。

僕がいちばん恐怖におののいたのはこちらの絵、『こっち見んな猛禽類鳥人間女』(僕が勝手につけた題名)です。

ドン引きして本当の題名はメモってきませんでした。鋭い爪をもつ猛禽類鳥人間女が口から血をしたたらせつつこっちを見ていて、完全に目が合っています。まるで「次の獲物みーつけた」状態です。ぜったい夢に出そう。コワッ!!
そんなこんなで列は進み、少々混雑のなか鑑賞してきました。その他にもおどろおどろしい雰囲気の作品がいろいろあり、「うわ~」とか「ひえ~」とかいった気分でしたが、最後の部屋に展示されている『レディ・ジェーン・グレイの処刑』には惹き付けられました。その可哀想な背景には胸がつまるというか、どんよりした気分を引きずりますが、細部をよく観察した妻によると、「指先の描写がまるで本物みたいだった」だそうです。
『レディ・ジェーン・グレイの処刑』は初来日だそうなので、お出かけするチャンスのある方はぜひご覧になってみてください。

以上、紅葉に染まる上野公園からお送りしました。
続きです。→平日の上野動物園でパンダとかカワウソとか見てきましたレポート。
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