「あら、おなか鳴っちゃった、ごめんなさいね~」と言ってころころ笑ってくれれば丸くおさまったのかもしれませんが、現実はちがいました。
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治療はとどこおりなく進んでいました。その日の担当は男の歯医者さんではなく若く美人な歯科衛生士さんだったのでリラックスして治療してもらっていたのですが・・・。
それまで黙って僕の口に歯削りマシーンを突っ込んで治療していた歯科衛生士さんが、突然つぶやき始めました。
「チョッ、チョッ、チョチョチョチョッ・・・」
なんか難しい技術が必要なのかな、と思う束の間に、聞こえてきました。
「ぐうーーーーーー」
けっこう長い「ぐう」でした。
そして合点がいきました。
これか。
これをかき消そうとしての「チョチョチョチョッ・・・」なのか。
しかし、治療が佳境に入ったかと思わせる「チョチョチョチョッ・・・」を言い終わると同時に「ぐうーーーーーー」が来たので、隠しようがないのであった。
気まずさMAXです。かんべんしてください。
(おわり)
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