当サイト関連記事:
・【幻日】1月3日、太陽の横に虹色の光が出現しました。
・拝むと良いことが起きそうな元日0時0分のレシート
・こっちを見てる雲の画像。心霊写真じゃないですよ。
義祖母の告別式の後に起きた、ちょっぴり奇跡的な出来事とは、天気雨が降ったことです。火葬場から斎場に戻ってきた瞬間に、天気雨が降り始めました。午後4時過ぎの西日が差す天気でしたが、頭上にだけ黒っぽい雨雲がありました。
パラつく雨に当たりながら斎場に入り、親族による最後のご挨拶で告別式を終えて、斎場を出て義祖母の家である妻の実家へ親戚一同で車に分乗して向かいました。
そのときに妻が言いました。「そういえばおじいさんの時も天気雨が降ってた。おじいさんが泣いてるんだねってみんなで言ってた」
義祖父と義祖母のふたりとも、告別式の日に天気雨が降ったことになります。「すごい偶然だね」と話し合ったんですが、その直後にさらなる奇跡がありました。
日が差して天気雨が降っている、ということは虹が出るかもと思い、太陽の反対側を見上げました。すると思ったとおり虹が出ているのでした。その後、数百メートル車を走らせると虹は消えてしまいました。妻の実家に到着して訊いたところ、他の車に乗っていた親戚のみなさんは誰も虹に気付かなかったとのことです。
義祖母はちょうど100歳という高齢でした。聞くところによると戦時中や戦後の貧しかった時代に、採れたお米や野菜を貧しい人に分け与えていたという、神様みたいな人だったそうです。
義祖父のほうは僕と妻が出会う前に他界していたので何もお話が出来なくて残念ですが、こちらもすごい人で、太平洋戦争のときに2度も出征して2度とも生きて帰ってきた人です。
こうした神がかったお家なので何か奇跡的な事が起きそうな予感がしていましたが、最後にお別れの挨拶に虹を見せてくれたのかなと思っています。
