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■渡良瀬遊水地 WATARASE YUSUICHI
葦原の中をとおる砂利道のところで葦の葉をガサガサすると、トノサマバッタやクルマバッタ、イナゴなどのバッタが飛び出してきました。
トノサマバッタは近づくとすぐ飛んで逃げるので、3メートルぐらいまで近づくのがやっと・・・。アミがないと捕まえるのはかなり難しいです。
トノサマバッタが砂利道に着地したときに、そっと近づいてズームで撮ったのがこちらの画像です。

お尻を地面につけて、まるで産卵しているように見えますが、硬い地面だし、飛んで逃げて着地した直後なので、産卵しているということはないです。
画像を拡大しました。

前肢(まえあし)と中肢(なかあし)を伸ばして背伸びして、後肢(うしろあし)も上げ気味にしてお尻を地面につけています。
撮影した直後は飛ばなかったので、より遠くを見るための警戒体勢として、このように背伸びしているものと思われます。左側の後肢を浮かせているのは、より瞬発力を生むためでしょうか。
同じような背伸び姿勢のバッタの画像をみつけました。
■虫の目レンズを手に野へ(9) - 自然となかよしおじさんの “ごった煮記” こちら、トノサマバッタではなくクルマバッタですが、同じく警戒体勢で背伸びしている姿の画像が紹介されています。
上に掲載したトノサマバッタの画像は、たまたま背伸びしているのではなくバッタ類特有の警戒体勢だと言えそうです。
こうしたバッタの姿をよく観察したことはありませんでしたが、写真に撮ってじっくり見ると、知らなかったことが発見できて面白いですね。
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