当サイト関連記事:
・森林公園でこんなに昆虫をみつけました。(カマキリの抜け殻も)
・今森光彦氏の昆虫記にも載っている「カノコガ」を見ました。(画像あり)
・おどろくべき昆虫の擬態。
なにか変な虫が網にとまっているのを見つけました。妻がですけれども。

どこどこーッ、と急いで見に行ったら「オオスカシバ」でした。

トリミングして拡大。よく見ると傷付いて背中の毛が抜け落ちています。片方の前足が見えませんが、そこも傷付いているのかは不明です。
以前に、オオスカシバと同じくホバリングして花の蜜を吸う「ホシホウジャク」を見ました。⇒夕方6時にホシホウジャクが花の蜜を吸っていました。(動画あり)
「オオスカシバ」や「ホシホウジャク」はハチの仲間にも見えますが、スズメガ科の昆虫です。なので針や毒は持っていないので、触っても安全な昆虫なのです。
でも分かっちゃいるけど僕は触れません(笑)。
オオスカシバのことがよく分かるリンク集です。
■オオスカシバ - Wikipedia
オオスカシバは翅(はね)がきれいな透明ですが、羽化した直後に翅に付いている灰白色の鱗粉は、羽化後の羽ばたきですべて落ちてしまうそうです。
また、オオスカシバの幼虫の食草はクチナシだそうです。
■オオスカシバの飼育記 その1・幼虫拉致から羽化まで : 蝶鳥ウォッチング
オオスカシバの翅に鱗粉が付いている画像があります。なるほど羽化直後はこういう姿なんですね!
■[ オオスカシバ飼育 ] | ageha的ニチジョウ - 楽天ブログ
オオスカシバのドアップ画像あり。翅の透明度もすごい。
■オオスカシバ・ホシホウジャク・ホシヒメホウジャク:はるなつあきふゆ夕菅の庭:So-netブログ
口のストロー(口吻:こうふん)がくるくる巻いてある状態のオオスカシバの画像があります。巻かれている口吻がまっすぐ伸びる構造はどのようになっているんでしょうね。
■オオスカシバの幼虫と天敵達 - YouTube
アシナガバチがオオスカシバの幼虫をミンチにしているシーンがあるので閲覧注意。
オオスカシバの幼虫の天敵はアシナガバチやシロヒゲハエトリだそうです。人間も天敵のひとつということに納得。
オオスカシバの幼虫の探し方にもナルホドですね。
■お顔のお手入れ Pellucid hawk moth - YouTube
手乗りオオスカシバです。けっこうなつくものなんですね~。
■オオスカシバたんにごはん - YouTube
さらになつきまくり。オオスカシバに餌付けしています。コメント欄の説明によると、餌はハチミツをリンゴなどの果汁や乳酸菌飲料やスポーツドリンクで割ったものだそうです。動画で見るとちゃんと飲んでますね。オオスカシバが飼えるとはすごい。
■オオスカシバの飼育方法
地味なページですが、オオスカシバの飼い方がまとめられています。飼育ケースに日光消毒した土と、クチナシの枝先。そしてオオスカシバの黄色い卵が付いたクチナシの新芽も枝ごと入れれば準備完了です。
意外に可愛いオオスカシバ、いちど飼ってみたいです。
関連:海野和男の昆虫撮影テクニック 増補改訂版: デジタルカメラによる
