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すりこぎと丸棒です。丸棒は100円ショップで見つけました。すりこぎは家にあったものですが、多分100円ショップで買ったものだと思うので、材料費は合計200円ということになります。

すりこぎのサイズは30cmです。

太さ24mm、長さ91cmのちょうど良い丸棒を100円ショップの工作材料コーナーで見つけました。

すりこぎと丸棒で、このように組み合わせて餅つき杵にします。

さっそく作業開始。丸棒をナイフで削っていきます。こういう作業は切り出しナイフが使いやすいのでおすすめです。

削った丸棒をすりこぎと合わせてみたところです。こんなもんでいいかな。すりこぎの太さが無いので丸棒をしっかり削らないとうまく組み合わせられませんが、削りすぎても強度不足で折れる可能性があるので見極めが必要です。

雑ですが、すりこぎの丸棒をつなぐ位置にペンで印を付けました。

すりこぎのその印を彫刻刀で彫っていきます。

休み休み彫って2時間ぐらいかかったでしょうか。目測で裏側からも彫って貫通させて、やっと入りそうな感じまで彫れました(久々に指に豆ができた)。

合わせてみたら入りそうな気配ですが夕食のおかずが攻めてきました。ちなみに右では小6むすめが宿題中。

宿題が済んだ小2むすこに手伝ってもらいます。

丸棒が貫通したところですりこぎにヒビが・・・。ヒビ割れは強度的には問題なさそうなので、これで完成としました。きつめの穴に合わせたのでガッチリ組み合わさっていて大丈夫そうです。
■金槌の頭部分が抜ける | DIY(日曜大工)のQ&A【OKWave】
ゆるい場合はこちらのページを参考に抜けないように工作する必要があります。
後日、家で餅つき大会を開催しました。

餅米を炊くときは研いだ餅米を一晩ほど水に漬けるのが基本らしいですが、お湯なら漬け時間は3~4時間でもいけるようなので、今回は時短バージョンでお湯に漬けておきました。それから、餅米は普通のお米より水は多めが良いとのことなので、餅米2カップにつきお湯を2.5の目盛りまで入れました。

うちの炊飯器では浸し米は2度押しなので炊飯ボタンをダブルクリック。炊き上がりを待ちます。

うまい具合に炊けたようです。炊飯器の釜を取り出してそのまま臼の代わりにします。

まずはコネコネとこねます。餅つきはこの作業が大事なんだそうです。
こちらのページを参考にしました。
■餅つきのやり方(準備・手順・方法・コツ・レシピ・つき方・マニュアル)

それからペッタンペッタン、楽しい餅つきです。餅つきのときに水をたくさん付けると餅が固くなりやすいそうなので、手に水をつけて餅を返すのは省きました。また、写真を撮るために釜から手を離しましたが、実際には安定しないので手で押さえています。

ひとりでやる場合はこんな感じで足で押さえてペッタンペッタン。

いい感じにお餅がつけました。

あんこにからめて、あんころ餅の出来上がり。ちなみに妻と子どもたちは見た目の悪さからか、いっさい食べてくれませんでした・・・。
でも、やわらかくほどよい弾力があって美味しいお餅でした。水をかけずにこねたことが良かったのか、次の日も固くならず柔らかくて美味しかったです。

こちらは以前、道の駅どまんなかたぬまで買ってきたあんころ餅です。見た目がこんなに違うとは。あんこの量を増やせば良かったのかなー。
餅つきしたようすの動画をご覧ください。
■【材料費200円】餅つき杵をすりこぎと丸棒で自作しました。 - YouTube
以上、すりこぎと丸棒で杵を作って餅つきしたレポートでした。うまく餅つき杵が作れるか不安もありましたが、意外と簡単にちゃんと使える物が出来上がって良かったです。手作り杵と炊飯釜で餅つき、みなさんもいかがでしょうか。
(注)動画中のキリンは僕です。
