
(めったに見られない、風船が木に引っかかっている場面に遭遇)
子どものころ、デパートなどでヘリウムガス入りの風船をもらうと嬉しくてたまらなかったものです。
小学生のころのある日、デパートで風船をもらってきた僕は、姉とある計画を思い付きました。ある計画といっても単純なことで、風船に手紙を付けて飛ばすという試みです。さっそくノートをやぶり手紙を書いて風船にくくりつけ、外に出て空へと放ちました。高く高く上がっていき、そして見えなくなった風船。バイバイ、どこかの誰かに届け。
数ヵ月後、テレビだかラジオだか忘れましたが、何かの番組のおたよりコーナーで、次のような手紙が読まれ、それを聞いていた姉が驚愕しました。
「こないだ風船が飛んできたので拾ったら手紙が付いていた。『ここに電話してください』というメッセージと電話番号が書いてあったのでそこに電話したら、それはリカちゃん電話だった」
という内容だったそうです。
間違いない、ウチらが飛ばした風船だっっっ!!
(真似しないでくださいね~)
