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障害物競走でダントツの1位に躍り出たのは、なんとお年寄り、おじいちゃんでした。若い人たちに混ざってのレースなのにです。
おじいちゃんがスタートから1位のその理由は、障害物競走の内容でした。最初の種目が「輪回し」だったのです。慣れない若い人たちを尻目にすごい差をつけてリムを転がしていき、観衆からどよめきと歓声があがっていました。
輪回し遊びは子どもの頃にさんざんやったのでしょう、若い人たちがバランスをくずしてリムを倒しているなか、おじいちゃんひとりだけ上手に転がしていたのでした。
その後、最後の直線で網くぐりとフラフープくぐりでもたついて抜かされ1位を逃しましたが、一生懸命がんばる姿に感動しました。
なんなんでしょう、このおじいちゃん。カッコ良すぎです。
この輪回しですが、車輪回し、リム転がしなどとも呼び、自転車のリム(タイヤからチューブやスポークを外した金属の輪っか)に棒を押し当てて転がすという、昔の遊びです。今のお年寄りの世代は、子どもの頃によく遊んだようですね。
輪回しがどのような遊びなのか、よく分かる2つのサイトをご紹介します。
■昔遊びと悪ガキ 輪転がし
このイラスト、わかりやすいな~。
■デイリーポータルZ:車輪を棒で転がすあの遊び
デイリーポータルZで取り上げられていたんですね。道行く人みんな心の中では「いいな~やってみたいな~」と思ってる(笑)。
僕も子どもの頃にはすでに絶滅していた遊びですが、数年前にたまたま行った道の駅おがわまちで昔遊びのイベントをやっていて、輪回しを体験しました。最初はバランスを取るのが難しいですが、すぐ慣れてうまく転がせるようになります。大人でも楽しめる、妙に魅力のある遊びですね。
この輪回し遊び、運動会の種目でやるのは良いなぁと思いました。リムがあっちこっちに行ってお客さんも盛り上がります。
文化祭でも、昔遊びコーナーとして企画すると面白いんじゃないかなと思いました。景品ありのレースにするとか。
関連:おじいちゃんは遊びの名人(楽天)
