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たぶん寝ぼけまなこで意識もうろうとしていて夢のつづきを見たのかもしれない話です。でも本人はすごく怖かったのです。
ふつうに学校がある平日の朝方、少し明るくなってきたころに、悪人をやっつけるためにブン殴る夢を見て、寝ぼけて手が床をたたいてしまい、痛さで目を覚ましました。
いつもの部屋の光景が見えたので、あぁ夢を見たのか、と思いながら枕元の目覚まし時計を見ようと首をひねると、あるはずのないモノが床の上にありました。それは男の子の顔で、上を向いて床から生えているようにありました。同年代ぐらいと男の子の顔に見えました。
当然ながら心臓が飛び出るほどものすごくギョッとして、2~3秒みつめて、怖さとワケの分からなさで頭から布団にもぐりこんだのでした。
怖さのなか、すぐそこの床にある顔がなんなのか自問自答しました。しばらく考えたあと(1~2分)、これは夢のつづきだろう、もし幽霊だとしても世間で聞く心霊体験のスタンダードな展開からいくと次に見たときには幽霊は消えているハズだと思い、布団から顔を出して見てみることにしました。
そして布団を上げて床のほうをのぞいてみると・・・。
まったく同じ状態で、男の子の顔が床から生えているのでした。
もうこれはたまらん、とまた頭から布団にもぐりこみ、スズメがチュンチュン鳴くころ(1時間ほどか)、意を決してもういちど見ると、何もなくなっていたのでした。
以上が怖い体験です。顔が現れたのはこれっきりで、その後、奇妙なことは何も起こっていません。後になって"幽体離脱"というものを知って、もしかしてコレか?自分の顔を見たのか?とも思いましたが、夢の延長で見たまぼろしだったのかもしれません。
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